遺品整理の費用を安くする7つの方法|知らないと損する「捨てる前」の節約術
遺品整理の費用を安くする7つの方法|知らないと損する「捨てる前」の節約術
遺品整理をしなければならなくなったとき、
「できるだけ費用を安くしたい」
「何十万円もかかると聞いて不安」
「どこまで自分でやれば安くなるの?」
と悩まれる方は少なくありません。
遺品整理は、家財の量や部屋の広さ、搬出環境などによって費用が大きく変わります。
遺品整理にどのくらい費用がかかるのか、まず相場を知っておきたい方は「遺品整理の費用相場」も参考にしてください。
しかし、ここで知っておいていただきたいことがあります。
遺品整理を安くする=安い業者を探す、だけではありません。
実際の現場では、業者へ依頼する前の「捨てる・売る・残す」の判断によって、最終的な負担額が変わることがあります。
特に注意したいのが、
まだ使えるものまで、最初から「ごみ」と判断してしまうことです。
家具、家電、食器、雑貨、衣類など、国内では値段が付かなくても、別のリユースルートで再利用できるものがあります。
この記事では、遺品整理・買取・リユースを行っている**家財の相談窓口®**が、遺品整理の費用を抑えるために知っておきたい7つの方法を紹介します。
この記事を読むための時間:3分
遺品整理は「捨てる前」で費用が変わる
遺品整理の費用を考えるとき、多くの方が最初に気にするのは業者の見積金額です。
もちろん見積金額の比較も大切です。
しかし、その前に確認してほしいのが、
「本当に全部、処分しなければならないのか?」
ということです。
例えば家の中に、
・まだ使用できる家具
・比較的新しい家電
・ブランド品
・貴金属
・時計
・カメラ
・楽器
・食器
・工具
・趣味用品
・贈答品
・生活雑貨
などが残っていることがあります。
こうしたものを最初からすべて「不要品=廃棄」としてしまうと、本来は買取やリユースできたものまで処分することになってしまいます。
遺品整理では、
残す → 売る → リユースする → 最後に処分する
という順番で考えることが、費用を抑えるポイントです。
遺品整理の費用を安くする7つの方法
いきなり全部捨てない
最初にしてほしいのは、家の中のものを一気に捨てることではありません。
まず、
「残すもの」
「売れそうなもの」
「リユースできそうなもの」
「処分するもの」
に分けてみましょう。
特に注意したいのが、小さなものです。
遺品整理の現場では、家具や家電など大きなものに目が行きがちですが、引き出しや押し入れの中から価値のあるものが見つかることもあります。
例えば、
・指輪、ネックレスなどの貴金属
・ブランドバッグ
・腕時計
・古銭
・切手
・カメラ
・お酒
・趣味のコレクション
・未使用の贈答品
などです。
「古いから価値がないだろう」と自己判断して処分してしまう前に、一度査定してもらうことをおすすめします。

自治体で処分できるものは自治体を活用する
自分たちである程度整理できる場合は、自治体の家庭ごみ・粗大ごみ制度を利用することで費用を抑えられる場合があります。
特に、
・家具が数点だけ
・時間に余裕がある
・自分たちで指定場所まで運べる
というケースでは、自治体の粗大ごみ回収を確認してみましょう。
ただし、自治体によって、
・料金
・申し込み方法
・回収できる品目
・大きさの制限
・収集までの日数
・家の中から搬出してもらえるか
などが異なります。
引っ越しや賃貸物件の退去期限が迫っている場合は、粗大ごみの予約が間に合わないこともあります。
そのため、遺品整理の日程が決まったら早めに自治体の公式情報を確認することが大切です。
買取できるものを先に査定する
遺品整理の費用を抑えるうえで、かなり重要なのが買取です。
例えば遺品整理の作業費用が発生しても、家の中に買取できるものがあれば、その金額を作業費の負担軽減につなげられる場合があります。
査定されやすい代表的なものとして、
・貴金属
・ブランド品
・時計
・比較的新しい家電
・ブランド家具
・カメラ
・楽器
・工具
・骨董品
・コレクション品
などがあります。
ここでポイントになるのが、
「片付け業者」と「買取業者」を完全に分けて考えないこと。
遺品整理と買取を一緒に相談できれば、
「これは売る」
「これはリユース」
「これは処分」
と現場で判断しやすくなります。
家財の相談窓口®でも、遺品整理だけでなく出張買取を組み合わせることで、できる限り処分する家財を減らす方法をご提案しています。
リサイクルショップで断られても、すぐ処分しない
ここはぜひ知っておいていただきたいポイントです。
リサイクルショップで「買取できません」と言われた家具も、すぐに捨てないでください。
大型家具などをリサイクルショップへ持って行ったものの、
「これは買取できません」
と言われてしまった経験がある方もいると思います。
しかし、
買取不可=価値がない=ごみ
とは限りません。
リサイクルショップでは、店舗の売り場面積や在庫状況、地域の需要、家具のサイズなどによって、まだ使える家具でも買取が難しいことがあります。
特に、
・大型の食器棚
・ダイニングセット
・婚礼家具
・タンス
・古い収納家具
・ノーブランド家具
などは、状態が悪くなくても国内で再販売しにくい場合があります。
ところが、国内で値段が付かないものでも、別の地域や海外などでは再利用できる可能性があります。
そのため、
「売れなかったから捨てる」ではなく、「別のリユース方法はないか」を確認する。
このひと手間が重要です。
国内で売れない家財も海外リユースを検討する
家財の相談窓口®では、国内での買取・リユースだけでなく、海外で再利用できる家財についても選別しています。
日本では、
「古い」
「大きい」
「デザインが今の住宅に合わない」
などの理由で需要が低くなったものでも、海外ではまだ使われるケースがあります。
例えば、
・家具
・食器
・キッチン用品
・生活雑貨
・工具
・一部の家電
・日用品
などです。
もちろん、何でも海外へ送れるわけではありません。
状態や品目、輸出先の需要などによって判断する必要があります。
それでも、
国内で売れない
↓
だから捨てる
だけではなく、
買取できる?
↓
国内でリユースできる?
↓
海外でリユースできる?
↓
それでも難しいものを適切に処分
という順番で考えることで、廃棄する家財そのものを減らせる可能性があります。

2〜3社の見積もりを「総額」だけで比較しない
遺品整理業者を選ぶときは、できれば複数社から見積もりを取ることをおすすめします。
ただし、
A社 20万円
B社 18万円
C社 15万円
という総額だけを見て決めるのはおすすめできません。
確認したいのは、その金額に何が含まれているかです。
例えば、
・作業人数
・車両費
・搬出作業
・分別作業
・買取金額
・リユース品の取り扱い
・清掃
・追加料金の条件
などです。
15万円の見積もりでも、作業当日に追加費用が発生すれば結果的に高くなる可能性があります。
逆に見積金額が多少高くても、買取やリユースによって最終的な負担額が下がることもあります。
比較するときは、
「いくらですか?」だけではなく、「最終的に自分はいくら負担するのか?」
を見ることが重要です。
安さだけで選ぶ前に「一般廃棄物」の扱いを確認しましょう
遺品整理の費用を安くしたい場合でも、注意していただきたいのが家庭から出る不要品・ごみの処理方法です。
遺品整理で家庭から出た「廃棄するもの」は、基本的に一般廃棄物に該当します。
そのため、遺品整理業者や買取業者であれば、どの会社でも自由に家庭のごみを収集・運搬できるわけではありません。
家庭から出る廃棄物を収集・運搬するには、原則としてその地域の一般廃棄物収集運搬業の許可を持つ事業者による対応が必要です。
ここで注意したいのが、
「古物商許可があるから大丈夫」
「産業廃棄物収集運搬業の許可があるから大丈夫」
とは限らないことです。
古物商許可は中古品の売買などに関する許可であり、家庭から出たごみを収集・運搬するための許可とは別のものです。
また、産業廃棄物の許可についても、一般家庭から出る廃棄物とは区分が異なります。
そのため遺品整理業者を選ぶ際には、
「処分する家財は、最終的にどのような方法で適正に処理されますか?」
と確認してみるのがおすすめです。
家財の相談窓口®では、何でも廃棄物として扱うのではなく、まず買取・国内リユース・海外リユースなどの可能性を確認し、廃棄が必要となるものについては地域のルールに沿った適正な処理方法をご案内・対応しています。
「安く全部持っていきます」には注意
例えば、
「他社より安く全部持っていきます」
と言われた場合でも、金額だけで判断するのではなく、廃棄するものを誰が、どのようなルートで処理するのかまで確認することが大切です。
遺品整理の費用を安くすることは重要ですが、
安くすることと、不適切な方法で処分することはまったく別の話です。
「捨てるものを減らして費用を抑える」ことと「残った廃棄物を適正に処理すること」。
この2つを両立させることが、安心できる遺品整理につながります。
自分でできることだけ先にやっておく
遺品整理をすべて業者に任せる必要はありません。
時間と体力に余裕があれば、自分たちでできる範囲を整理しておくことで、作業量を減らせる場合があります。
例えば、
・衣類をまとめる
・書類を確認する
・冷蔵庫の中を空にする
・残しておくものを別室へ移動する
・家族が持ち帰るものを決める
・貴重品を探しておく
などです。
ただし、大型家具や重量物を無理に運ぶ必要はありません。
階段や狭い通路での大型家具の搬出は、ケガだけでなく壁や床を傷つける原因にもなります。
「自分でやれば安い」より、「安全に自分でできるところだけやる」
くらいに考えるのがおすすめです。
「10万円を8万円に値切る」だけが節約ではありません
遺品整理の費用を安くしたいと考えると、
「もっと値引きできませんか?」
と業者へ交渉することを思い浮かべるかもしれません。
もちろん見積金額を比較することも大切です。
しかし、本当に考えたいのは、
「そもそも処分する量を減らせないか?」
ということです。
まだ使える家具や家財まで全部処分する前提で見積もれば、それだけ搬出・運搬などの作業量も増えていきます。
だからこそ、
売れるものは売る。
使えるものはリユースする。
最後に残ったものを適切に処分する。
この順番が重要です。
単純な値引きだけではなく、家財の行き先そのものを見直すことが、結果的な負担軽減につながる場合があります。
逆に、遺品整理を安くしようとしてやらない方がいいこと
費用を安くしたいからといって、金額だけで業者を決めるのは注意が必要です。
特に、
・見積書の内容が極端に簡単
・追加料金について説明がない
・会社の所在地が分からない
・処分方法について説明してくれない
・買取金額だけを強調する
・契約を急かしてくる
といった場合は、一度立ち止まって確認しましょう。
また、家庭から出た廃棄物の扱いにはルールがあります。
「全部まとめて持って行きます」と言われても、その家財をどのような方法で処理するのかを確認することが大切です。
安さだけではなく、
「買取」「リユース」「適正な処理」をどのように組み合わせている会社なのか
まで確認して業者を選びましょう。
遺品整理の費用を安くする7つの方法まとめ
最後に、今回紹介した方法をまとめます。
① いきなり全部捨てない
まず「残す・売る・リユース・処分」に分類する。
② 自治体を活用する
時間に余裕がある場合は粗大ごみ制度なども確認する。
③ 買取できるものを先に査定する
貴金属・ブランド品だけでなく家具や家電なども確認する。
④ リサイクルショップで断られても捨てない
買取不可=ごみとは限らない。
⑤ 海外リユースも検討する
国内で需要がなくても、別の市場で再利用できる場合がある。
⑥ 見積もりは総額だけで比較しない
買取・リユース・追加料金まで含めた最終負担額を見る。
⑦ 自分でできることだけ先にやる
無理な搬出はせず、安全にできる整理から始める。
「安い遺品整理業者」より「捨てる量を減らせる業者」を選ぶ
遺品整理では、どうしても「いくらで全部処分できますか?」という話になりがちです。
でも、故人が大切に使ってきた家財の中には、まだ次の誰かに使ってもらえるものが残っているかもしれません。
だからこそ家財の相談窓口®では、
「全部捨てる」ことを前提にせず、買取・国内リユース・海外リユースなどを組み合わせ、できる限り家財を次につなげること
を大切にしています。
遺品整理の費用を抑えたい場合も、最初から処分業者を探すのではなく、
「この家の中で、まだ活かせるものはありませんか?」
と相談してみてください。
捨てる前に一度立ち止まることで、費用面でも、気持ちの面でも、より納得できる遺品整理につながる可能性があります。
遺品整理・家財整理・買取・リユースについてお困りの際は、家財の相談窓口®へお気軽にご相談ください。